2025年、旅行業界は完全に回復し、新たな旅行スタイルが定着してきました。特に「インスタ映え」を求める旅行者が再び増加傾向にあり、SNSで共有したくなるような鮮やかな景色や独特の雰囲気を持つスポットが人気を集めています。

本記事では、世界中から厳選した2025年最注目の絶景スポットをランキング形式で紹介します。これらのスポットは、単に「きれい」なだけではなく、その場所ならではの特別な体験や、写真に収めたときの視覚的なインパクトを重視して選びました。

旅行計画の参考にしていただくとともに、訪れた際には素晴らしい思い出と、フォロワーを魅了する写真を手に入れてください。

第10位：メキシコ・バカラル「七色の湖」

魅力ポイント

メキシコのユカタン半島に位置するバカラル湖は、「七色の湖」として知られる神秘的なスポットです。湖底の白い砂と太陽光の角度によって、青から緑、ターコイズブルーなど様々な色彩に変化する湖面は、どの角度から撮影しても絵になります。

2025年は新たな展望デッキが完成し、湖全体を一望できるビューポイントが増設されました。特に朝日や夕日の時間帯は、湖面に映る光の反射が美しく、インスタグラマーたちの間で「いいね」を集める投稿が急増中です。

訪問のベストシーズン

3月〜5月が最適。雨季を避け、水質が最も澄んでいる時期で、色の変化も鮮明に見えます。

フォトスポット

• ラグーン展望デッキ
• サピのビーチからの湖景色
• カヤックに乗って湖の真ん中から

第9位：ノルウェー・トロルトゥンガ「トロルの舌」

魅力ポイント

ノルウェーのハーダンゲルフィヨルドの上に突き出た岩「トロルトゥンガ」は、写真撮影のために世界中から旅行者が集まる人気スポットです。断崖絶壁から約700メートル上に突き出たこの岩は、立つだけで勇気が必要ですが、その分得られる写真のインパクトは抜群です。

2025年は新たなハイキングルートが整備され、以前よりもアクセスが容易になりました。また、持続可能な観光を目的とした予約制度が導入され、混雑も緩和されています。

訪問のベストシーズン

6月〜9月の夏季。積雪がなく安全にハイキングができる時期です。

フォトスポット

• もちろん岩の先端に立つショット
• 新設された北側展望台からのトロルトゥンガを含む全景
• ハイキング道中の絶景ポイント

第8位：日本・北海道「青い池」とラベンダー畑

魅力ポイント

北海道美瑛の「青い池」は、不思議な青色の水面が魅力的な観光スポットです。2025年は周辺のラベンダー畑も含めた広域観光エリアとして整備され、さらに魅力が増しています。

特に注目すべきは、新たに設置された夜間ライトアップです。昼間の青色とはまた異なる幻想的な雰囲気を味わえます。夏のラベンダーシーズンには、青い池と紫のラベンダー畑のコントラストが美しく、多くの写真家やインスタグラマーが訪れます。

訪問のベストシーズン

6月下旬〜8月上旬（ラベンダーの見頃） 冬季（1月〜2月）は凍結した青い池の神秘的な風景を楽しめます。

フォトスポット

• メインデッキからの青い池全景
• 池に映るラベンダー畑（特定の角度から撮影可能）
• 夜間ライトアップされた池の幻想的な風景

第7位：オーストラリア・ピンクレイク(ヒラリー湖)

魅力ポイント

西オーストラリア州の「ヒラリー湖」は、独特のピンク色の湖水が印象的な絶景スポットです。この鮮やかなピンク色は、湖水中の藻類と高い塩分濃度によるもので、自然が作り出す奇跡のような光景です。

2025年は、持続可能な観光の一環として、湖の周囲に新しい散策路が整備され、様々な角度から湖を眺めることが可能になりました。特にドローン撮影が許可されたエリアが設けられ、上空からのピンクレイクの姿は絶好のインスタ素材となっています。

訪問のベストシーズン

12月〜3月の夏季。乾燥して気温が高い時期ほど、ピンク色が鮮やかに見えます。

フォトスポット

• 南側展望台からの全景
• 湖岸の白い塩の結晶とピンクの湖の対比
• 許可されたエリアでのドローン撮影

第6位：アイスランド・ダイヤモンドビーチ

魅力ポイント

アイスランド南東部のヨークルスアゥルロゥン氷河湖に隣接する黒い砂浜「ダイヤモンドビーチ」は、氷河から流れ出た氷の塊が波に洗われ、ダイヤモンドのように輝く姿が幻想的な景色を生み出しています。

気候変動の影響で変化を続けるこのビーチですが、2025年現在も多くの氷塊が見られ、特に早朝や夕暮れ時の光の中で輝く氷は、まるで宝石のようです。新設された遊歩道により、安全に様々な角度から撮影できるようになりました。

訪問のベストシーズン

11月〜3月。冬季の方が大きな氷塊が多く見られます。

フォトスポット

• 砂浜に打ち上げられた透明な氷のアップ
• 氷と黒砂のコントラスト
• 朝日や夕日を背景にした逆光撮影

第5位：インドネシア・バリ島「天国の門」

魅力ポイント

バリ島東部のレンプヤン寺院にある「天国の門」は、その名の通り天国へと続く門のような形をした石造りの門で、その先に広がる絶景とのコントラストが美しいスポットです。特に門の間から見えるアグン山の姿は神秘的で、多くの旅行者を魅了しています。

2025年、新たな観光管理システムが導入され、以前のような長蛇の列なしに写真撮影が可能になりました。また、日の出ツアーや特別な文化体験などのプログラムも充実し、より深いバリの魅力を体験できます。

訪問のベストシーズン

4月〜10月の乾季。特に早朝は霧がかかることが多く、幻想的な風景を楽しめます。

フォトスポット

• 門の中央に立ち、背景にアグン山を入れた構図
• 新設された展望台からの全景
• 朝日と門のシルエット

第4位：ボリビア・ウユニ塩湖

魅力ポイント

ボリビアのウユニ塩湖は、世界最大の塩の平原で、特に雨季には湖面が鏡のように空を映し出す「天空の鏡」として知られています。果てしなく広がる白銀の世界は、まるで別世界に来たかのような感覚を味わえます。

2025年は、持続可能な観光の取り組みとして、電気自動車を使ったツアーが主流となり、より環境に配慮した形で絶景を楽しめるようになりました。塩のホテルも増え、宿泊しながら朝焼けや夕焼け、星空などさまざまな表情のウユニ塩湖を満喫できます。

訪問のベストシーズン

12月〜3月の雨季（天空の鏡効果が高い） 4月〜11月の乾季（塩の結晶が美しい）

フォトスポット

• 水たまりに映る完璧な鏡像
• インカワシ島のサボテンと塩湖のコントラスト
• 夜の星空と塩湖の反射

第3位：アメリカ・アンテロープキャニオン

魅力ポイント

アリゾナ州のアンテロープキャニオンは、長い年月をかけて水と風が作り出した波状の岩肌と、上から差し込む光のシャワーが織りなす幻想的な景観で知られています。特に、光の角度によって刻々と変化する岩の色彩は、まさに「自然のアート」と呼ぶにふさわしいものです。

2025年は、ナバホ族による新しい観光管理システムが導入され、以前よりも少人数制で丁寧なガイドツアーが実施されるようになりました。写真愛好家向けの特別ツアーも充実し、最高の一枚を撮るチャンスが増えています。

訪問のベストシーズン

3月〜10月、特に5月〜9月の夏季は太陽光が直接差し込むベストシーズンです。

フォトスポット

• アッパーキャニオンの「光のビーム」
• ローワーキャニオンのなめらかな壁面
• 新設された展望デッキからの全景

第2位：タイ・プーケット「ジェームズボンド島」

魅力ポイント

タイのプーケット近郊にあるパンガー湾の「カオ・ピンカン島」は、映画「007/黄金銃を持つ男」のロケ地となったことから「ジェームズボンド島」の名で親しまれています。エメラルドグリーンの海に突如として現れる奇岩が印象的で、周囲の美しい景観とのコントラストが絶妙です。

2025年、環境保護の観点から訪問者数が制限され、予約制になったことで混雑が解消。以前よりも静かに景色を楽しめるようになりました。また、新たなビューポイントが設けられ、異なる角度からの撮影も可能になっています。

訪問のベストシーズン

11月〜4月の乾季。海が穏やかで透明度も高い時期です。

フォトスポット

• カヌーから見上げる島の姿
• 新設された東側のビューポイントからの全景
• 島の影が美しく映る早朝の海面

第1位：イタリア・チンクエテッレ

魅力ポイント

イタリア北西部、リグーリア海岸に位置する「チンクエテッレ」は、5つのカラフルな村が断崖絶壁に寄り添うように建てられた世界遺産です。それぞれの村が独自の魅力を持ち、村と村を結ぶハイキングコースからの眺めは息をのむほどの美しさです。

2025年はサステナブルツーリズムの先進地域として、訪問者の分散化に成功し、以前のような混雑が緩和されました。早朝と夕暮れ時の特別訪問プログラムが導入され、より静かな環境で写真撮影を楽しめます。また、地元の食材を使った美食体験も充実し、インスタ映えする料理の写真も人気です。

訪問のベストシーズン

4月〜6月、9月〜10月の肩シーズン。夏の混雑を避けつつ、温暖な気候を楽しめます。

フォトスポット

• マナローラ村の港からの全景
• リオマッジョーレとマナローラを結ぶ「恋人の小道」からの眺め
• ヴェルナッツァの塔からの湾の風景

インスタ映え絶景のための撮影テクニック

上記のスポットをさらに魅力的に撮影するためのテクニックをいくつかご紹介します：

1. ゴールデンアワーを活用する：朝日や夕日の柔らかな光が当たる時間帯は、景色が最も美しく見える「魔法の時間」です。早起きや日没時の訪問を計画しましょう。
2. 人物を入れてスケール感を出す：広大な景色は、人物を入れることでその壮大さが伝わります。自分自身や同行者をシルエットで入れるだけでも印象的な一枚になります。
3. 構図を工夫する：単に正面から撮るだけでなく、フレーミングや前景を工夫することで、より印象的な写真に仕上がります。特に、周囲の自然物（木の枝、岩など）をフレームとして使うテクニックは効果的です。
4. 季節を考慮する：同じ場所でも季節によって全く異なる表情を見せます。事前にリサーチして、その場所が最も美しく見える時期を選びましょう。
5. ドローン撮影も検討する：許可されている場所では、ドローン撮影も検討してみてください。上空からの視点は、地上では見られない新しい景色を捉えることができます。

持続可能な観光のために

2025年の旅行トレンドとして、持続可能な観光への意識が高まっています。美しい景色を撮影し、SNSで共有することは素晴らしいことですが、同時にその場所を守るための責任も伴います。

以下のポイントを心がけて、これらの絶景スポットを訪れましょう：

• 指定された観光ルートや展望ポイントを守る
• ゴミは必ず持ち帰る
• 地元の文化や習慣を尊重する
• 混雑を避けるため、オフシーズンや早朝・夕方の訪問を検討する
• 地元経済に貢献するため、現地のガイドやサービスを利用する

まとめ：2025年、あなたが訪れるべき絶景スポット

今回ご紹介した10箇所の絶景スポットは、どれも2025年に訪れる価値のある特別な場所です。インスタグラムのフィードを彩るだけでなく、実際にその場所に立った時の感動は、写真以上のものをあなたに与えてくれるでしょう。

これらのスポットは人気が高まっているため、事前の計画と予約が必須です。また、訪問する際は、その美しさを維持するための持続可能な観光を心がけ、次の世代にもこの素晴らしい景色を残していきましょう。

あなたはどの絶景スポットに興味を持ちましたか？コメント欄で教えてください。また、このリストに載っていない「穴場の絶景スポット」があれば、ぜひシェアしてくださいね。

素晴らしい旅と、素敵なインスタ投稿を応援しています！